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ここ婆のいろいろ☆日記

初めてのこと 建康の話

余命告知はオブラートに包みこんで。

投稿日:

少しずつ動きが遅くなった母。

余命宣告はあまりに残酷。

それでも自分のことを知る権利。

受け止めて生きるための覚悟。

今あるものを捨てる勇気。

家族でもそれらを奪うことはできない。

 

長男と甥っ子の後おしをうけて話す事に決めた。

それでも癌で後半年くらいとは言えない。

オブラートに包みこんで話す。

 

お腹に大きな白い影が見つかったの。

それがどんなものかわからない。

調べるためにお腹切るのはイヤよね。

検査とかもうしたくないでしょう。

私たちもさせたくない。

痛いのか辛いのとかやめておこう。

自然に任せようよ。

また身体に変化があったら考えよう。

痛くなったら入院しよう。

それまで今まで通りでいいよね。

 

こんなオブラートに包んだ中途半端な話。

信じるわけもない。

癌なのかもしれない。

いくら年寄りでもわかるはず。

かなりのショックを受けていた。

ボーッと視点も定まらない。

ただそのままベットへ行ってしまった。

 

しばらくそっとしておこう。

受け止める時間が必要だ。

いや受けいることもできないだろう。

その晩は88年の中で一番長い夜。

どんな気持ちで過ごしたのだろう。

娘の私にも想像できない。

 

知ってから知らずかわからない。

横浜に住む姪が顔を見せに来た。

付き合いのない私は会うこともない。

このタイミングでたまたま遊びに来たらしい。

母はどんな対応をするのだろう。

 

銀座千疋屋のお菓子をたくさん送って来た。

お土産のつもりにも多すぎる。

バームクーヘン5箱。

母はちょっと持て余していたようだ。

優雅な暮らしぶりは母にはどう映ったのだろう。

 

 

さすが千疋屋のお菓子。

バームクーヘンもフルーツ味。

 

イチゴにバナナ、メロンとレモン。

はじめての味のバームクーヘン。

母が姪の気持ちを美味しく食べてくれればいい。

そして少しでも元気になってくれることを願う。

 

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